息子と出会うまで、あと…

子育て

妊娠期間は、つわり等で苦しむこともありがたいことになく…仕事。保育士ということもあり、毎日子ども達や保護者の方々にたくさんお腹を触ってもらい…。幸せな赤ちゃん。。。〝どっち似になるかなー〟〝できれば目は大きくなりますように…(totoごめんね)〟元気で生まれてきてねー。と当たり前のように思っていた。

39週1日

夜中2時。少し痛くて起きた。トイレに行き布団に横になった。……。3時半、何か変。違和感。漏れてる?

慌ててトイレに。…もしかして破水??

適度に痛みもくる。もう少し様子を見よう。でも寝られない。…痛いような。また漏れているような。

とりあえず、破水だったら大変だから。次痛みがきたら病院に電話しよう!次きたら…次きたら。って結局、5時前に電話。

5時半産院に到着。診察してもらっても…子宮口開いてないし…陣痛もなさそう。???精密検査をすることになった。結果、前期破水?高位破水。でも子宮口開いてない、けど羊水も少ない。破水していたため、そのまま入院。陣痛が来るのを待つしかない。でも感染にも気をつけないといけない。バルーンを子宮に入れて子宮口を開く処置になった…。バルーン?!!って🎈??!正直怖かった…。バルーンを入れ、子宮口が開くのを待つ。それで陣痛が来ればラッキー!でも明日の朝までに陣痛が来なかったら…陣痛増進剤を使用するとのこと。あぁー。どちらにしてもドキドキ!

土曜の14時にバルーンを入れた。その1時間半後から…嫌な痛みが繰り返しきていた。陣痛ではない?でも規則的に痛みはくる。でも子宮口は開いていない…。今日の出産は確実にない。そう診断されたため、totoには家に帰ってもらった。

そこからは地獄の時間。時計を見ても5分ずつしか進まない。痛い…でも子宮口は開かない。苦しいだけの痛みとの戦いに心が折れた。苦しい。本当に苦しい。日付が変わって日曜日になったころ、子宮に入れていたバルーンが膣の中に落ちていた!ってことは子宮口が3センチ開いたってこと。…ならこの痛みは陣痛!!!

0時40分、立会いに備えtotoに来てもらう。LDRに移動して…そこからの道のりも長かった。ひたすら陣痛に耐える。力まない…でも痛い。何分?何分!今何時?そればっかり。5分ずつしか進まない時間に、正直あたまが狂いそうだった。

もう苦しいとか痛いとか言葉の意味が分からなくなっていくような状態で…。お尻付近に頭が来た時には、これまたなんとも言えない感覚。力んだら違うものが出て来そうだし…まだ?まだ?と確認したくなる。そして、なんかさっきと変わった!と思った時には子宮口も開ききった時だった!

次の陣痛からは力んでいいよ!!その言葉に少しホッとした。しかしいざ、陣痛が来た時。えっ?力むってどんなんだっけ?今まで力まないでいたため、力むという感覚が思い出せなかった。でも力まないと赤ちゃんは出て来ない。必死に思い出そうと頑張った。

頭見えてきたてるよ、、その言葉に安心。でもどんだけ力むの?まだ?!

頭が見えた時、赤ちゃんの向きは逆だった。酸素がうまくいかないかも?!これじゃ、赤ちゃんが苦しい。体勢を変えてと助産師さんに言われ、分娩台で四つん這いに。これもまた不思議な感覚。体勢を変えてから何度か陣痛を乗り越えると…ヤバイ!!と思う感覚がきた!すると…どうやら赤ちゃんの向きが正常になったようだ!

本来の体勢に戻り力む!!そこからは立会い者的には30分。力む力む力む。陣痛が来ていないときは如何にリラックスするか。そのメリハリが、大事。言われていることは全て聞こえる。案外余裕なのか!?会陰切開も感覚がわかった!あっ!切られた!!その痛みよりも…です。お産は体力がいる!その意味が分かった気がする!

平成29年(2017年)10月。3200g男の子の誕生です。

息子に会えた嬉しい気持ちと。あぁ〜寝たい。素直にそう感じました。

ただ、息子を見た時。何とも言えない違和感を抱いたことは今でもハッキリと覚えています。

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